この記事でわかること
- Webライターの始め方
- 稼ぐまで失敗せずに進める手順
- Webライターの仕事内容
答えからいうと、Webライターの始め方はとても簡単です。
なぜなら、資格や雇用契約など必要なく、誰でもWebライターになれるからです。
しかし、簡単にWebライターになれるのはメリットですが、始めてみても思うように稼ぐことができないデメリットもあります。
そこでこの記事では、失敗しないWebライターの始め方やWebライターの仕事内容、仕事の流れなどをプロライターの私がわかりやすく解説していきます。
これからWebライターを始めたい人は、ぜひ参考にしてください。
筆者のプロフィール
✔プロのWebライター
✔3児の父
✔Webライターの最高月収30万円
✔Webライター1本で生計をたてる
✔初心者のころ月1万程度の底辺生活をした経験あり
Webライターの仕事とは|仕事内容・仕事スタイル・収入
Webライターの始め方を学ぶ前に、まずはWebライターについて理解を深めましょう。
仕事内容・ワークスタイル・収入について詳しく解説していきます。
Webライターの基本情報
- Webライターの仕事内容
- ワークスタイル
- Webライターの収入
Webライターの仕事内容
大前提として、Webライターの仕事には記事執筆があります。しかし、単純にそれだけでは済まないケースが多いです。
Webライターは執筆以外にも、画像をチョイスしたり文字装飾をしたりと、記事の見栄えをよくする作業まで担うのは珍しくありません。
大丈夫です。執筆のほとんどはWordPress(ワードプレス)というプラットフォームを用いることが多く、テーマというワンタッチで装飾までできてしまうサービスを利用します。
画像選定や文字装飾などは、未経験のWebライターでもすぐに扱える作業なので大きな心配はありませんよ。
文字単価が少し高くなると、記事構成やキーワード選定まで任されることもあります。
以下の記事では、Webライターの細かい作業内容を解説しているので気になる人はチェックしてみてください。
参考記事
ワークスタイル
基本的にWebライターの仕事は、パソコンとインターネット環境さえあればどんな場所でも仕事ができるため、在宅ワークで行うことが多いです。
ただし、業務委託で仕事を請け負ったりパート・アルバイト契約で記事執筆をしたりするケースが大半です。
正社員のWebライターとなると、自社に出勤して作業するケースも少なくありません。
ポイント
自社出勤:雇用契約されているため、給料は安定しているが固定給のケースが多く高額収入は見込めない。
在宅ワーク:業務委託となることが多く、歩合制のケースが多いため給料は月によってバラつきがある。稼げる月はサラリーマンを超える収入も期待できる。
とはいえ、Webライターは『フリーアドレスで仕事ができる』メリットが高い人気の割合を占めています。
Webライターの収入
Webライターの収入(月収や年収)が気になる人は多いことでしょう。
結論を先にいうと、Webライターは収入にバラつきがある職業です。理由は、歩合制の報酬となるケースが多いからです。
そのため、年収1,000万円という人もいれば、50万円以下の人もいます。
参考記事
Webライターの始め方|失敗せずに稼ぐ9ステップ!
ここからは、Webライターの始め方9ステップを解説していきます。
Webライターを始めるなら、稼げるようになるまで失敗は避けたいものです。しかし、何も考えないで始めてしまうと失敗するリスクがあります。
これから解説する9ステップが抜けていたからです。
私のように、遠回りの失敗をすることなくWebライターを始められるよう、実体験を踏まえて解説していきますね。
とても重要な部分なので、しっかりチェックしてください。
Webライターは資格や免許は必要ないので、いきなり仕事を受注できます。
ほとんどの場合、はじめての受注はクラウドソーシングを利用することになるでしょう。
つまり、Webライターの第1ステップはクラウドソーシングサイトへの登録からはじまります。
① クラウドソーシングに登録する
Webライターの始め方として、まずはクラウドソーシングサイトへの登録をしましょう。
クラウドソーシングサイトとは?
② プロフィールを作成する
クライドソーシングに登録するには、あなたのプロフィール作成が必須になります。
クライアント(記事の依頼者)は、あなたのプロフィールを見て記事を依頼するかを決めます。
「この人に記事を書いてもらいたい」と思ってもらえる充実した内容にしましょう。
ポイント
プロフィール作成には、次の項目を含めると充実度が増します。
- Webライター歴
- 自分を採用するメリット
- 記事ジャンルとの専門性
- 1日の稼働時間
- 週に執筆可能な記事数
- 連絡可能な時間帯
Webライター初心者の最大の弱点は経験値の少なさです。
経験値をカバーできるアピールポイントが必要です!
スキルでは経験者に敵わないので、対応できる記事数や執筆に充てられる時間をアピールしましょう。
クライアントは、対応記事数が多い人や連絡がしっかりとれる人を好む傾向があります。
そのほか、執筆経験は少なくても「本業でメールを頻繁におこなっている」や「会議の資料作成で文章力には自信がある」など、とにかく自分をプラスにアピールするのが大切です。
執筆ジャンルに精通した知識をもっていると更に有利になります。
【例】
転職ジャンルの場合
- 転職エージェントに勤めていた経験
- 転職サイトを複数利用した経験
③ 低単価案件に応募する(0.1~0.5円程度)
プロフィール作成が終わったら、さっそくWebライターの案件に応募してみましょう。
最初から単価の高い案件は受かりにくいので、まずは単価の低い案件から挑戦するとよいです。
単価の安い案件ほど競争率が低い傾向にありますが、稼げないのでできれば0.5円程度の案件を見つけるとよいでしょう。
このとき、できればジャンルを統一して応募していくことがポイントです。
ジャンルを統一することで専門性が身につき、特化ライターの道が開けるきっかけとなります。
④ 特化ブログを開設する
低単価の案件を数記事執筆したら、あなたの特化ブログを開設しましょう。
なぜブログ?
Webライターとブログは相性がよいからです。
✅Webライティングが身につく
✅SEOライティングが身につく
✅特化ジャンルの執筆
✅実績になる
✅公開できる記事になる
【拡散希望🥺】
☘️Webライターの皆さんに質問です☘️
皆さん、どうぞご協力お願いいたします🙇♂️【質問】
Webライターと並行して自分のブログを運営していますか?#アンケート#Webライター#ブログ#Webライターブログ— とし@20万円超えWebライター✍️ (@toshi_papa34) August 30, 2023
ライバルと差をつけるためにも、あなたの目指す特化ライターと同ジャンルのブログを運営しましょう。
参考記事
ブログに特化ジャンルの記事を2~3記事書く
特化ブログを開設したら、Webライターと同じジャンルで2~3記事ほど書きましょう。
自分のブログ記事はWebライター案件に応募する際、公開できる記事になります。
それ以外にも、ジャンルの専門知識も上がり、ブログからの収入も見込めるメリットがあります。
⑤ 案件に応募する(0.6~1.0円)
次は、もう少し単価の高い案件に応募してみましょう。目標は0.6~1.0円です。
低単価とはいえ、数記事納品したライター実績や公開できるブログ記事があれば、1円くらいの案件なら受かりやすくなります。
💡できるだけ『継続依頼あり』や『長期契約』などの記載がある案件に応募しましょう。
長期的な契約が取れると、今後の実績づくりにも有利です。
⑥ プロフィール文に実績を追加する
ライター実績とブログ記事が増えてきたら、クラウドソーシングのプロフィールを修正しましょう。
プロフィールは最初に作成したときのままになっているはずです。
当初よりも実績が増えているはずなので肉付けしていきます。次の内容を追加しましょう。
ポイント
- ライター実績
- 公開できる記事
- ブログの実績
⑦ ポートフォリオを作成する
ここで、一旦ポートフォリオを作成しましょう。
応募案件の提案文にポートフォリオを掲載することで、受注率が上がりやすくなるメリットがあります。
ポートフォリオの作成にはいくつかの方法があり、具体的には次の3つがあげられます。
- Microsoft Word
- Googleドキュメント
- ブログ
このなかでも、私がおすすめする方法はブログです。
ブログのメリット
- 提案文にポートフォリオのURLを貼りつけるだけで見てもらえる
- ポートフォリオ経由であなたの記事を見てもらえる可能性がある
- ブログからポートフォリオを見たクライアントにスカウトされる可能性がある
参考記事
⑧ 高単価案件に応募する(1.5円~2.0円)
ここまできたら、クラウドソーシングの高単価案件に挑戦してみましょう。
- Webライターの実績
- ブログ運営による特化ライター化
- プロフィールや提案文の充実化(ポートフォリオなど)
上記の影響により、高単価の案件も手中範囲に入ってくるので1.5~2.0円の案件がおすすめです。
実際に、私もこの段階で1文字2円の高単価案件を獲得できました。
2円の案件は、以下の条件が含まれるケースが多いです。
- WordPressへ直接入稿
- 画像の挿入
- 文字装飾・テーブル(表)作成
ブログの運営により、上記のスキルが身についているので難しいことはありません。
⑨ Webメディアに直営業する
クラウドソーシングにて、高単価案件を請け負うようになれば実績は十分です。
これまでの実績とスキルアップを武器に、Webメディア(企業)へ直接Webライターの営業をしていきましょう。
直営業とは?
得意ジャンルを運営しているメディアへ自ら営業していくこと!
直営業のメリット
- 文字単価(記事単価)が高くなりやすい
- 手数料を取られない(収入の全額が自分の手取り)
- 月収20~30万円も見込める
直営業のデメリット
- 請求書も自分で発行する
- 業務委託契約書を求められることがある
- インボイス登録を求められることがある(課税対象者になる)
直営業で契約を取れたら高収入も夢ではありません。私も、直営業のクライアントから1文字3.3円や1記事30,000円以上と単価アップした経験があります。
クライアントとの直接契約を目標にしているWebライターは多いため、最終目標に設定しておくとモチベーションの維持にもなりますよ。
Webライターを始めるときは副業からがおすすめ!
ここまで解説してきたWebライターの始め方は、実際に私が月収30万円を達成した手順です。
この9ステップどおりに進めれば、遠回りせずに稼ぎやすいといえるでしょう。
ただし注意点として、これらを実践するのは副業として始めることをおすすめします。
なぜなら、本業として始めてしまうとステップ9に到達するまで思うように稼げず、苦しい経済状況に陥る可能性があるためです。
一方、副業として始めると次のメリットがあります。
理由① リスクヘッジになる
副業からWebライターを始めると、収入の不安を軽減できるためリスクヘッジになります。
Webライターの収入は歩合制が多く、本業で低単価だったり受注に手間取ったりすると生活難になる可能性があります。
副業で始めれば、仮に稼げなかったとしても本業の収入があるため、収入面は安泰です。
Webライターは誰でも副業から始められる職業です。この特権を最大限に活かしましょう。
理由② 焦らずに実績を積める
副業でWebライターになれば、焦ることなく実績を積んでいけます。
フリーランスや個人技業主として独立すると、Webライターでの収入がすべてとなるわけです。
しかし、初心者時代に高収入を狙うのは困難のため「早く稼がなくては!」と焦りが生まれます。
焦りは良質な記事が書けないだけでなく、毎日の不安からストレスや鬱の原因にもなり兼ねません。
初心者Webライターのとき、焦らずゆっくり実績を積み上げていくためには、やはり副業から始めるのが安心です。
理由③ 副収入を得られる
副業は、本業の安定した給料にプラスの副収入が得られるため、経済的にも余裕が生まれます。
副収入でプラス5万円あれば、どんな生活が送れるでしょうか。
- 外食したい
- 趣味にお金を使いたい
- 物価高騰を補いたい
- デート代がほしい
- もっと貯金したい
これらの欲求が満たされます。
さらに、ブログを運営して広告収入も見込めるようになれば、副業が本業の収入を超え『独立』も夢ではなくなります。
少ないリスクで収入イメージがつかめるので、副業ライターやブログ運営はおすすめです。
今となっては、副業から時間をかけて始めればよかったと後悔しています。
まとめ|Webライターの始め方はステップ通りに進めれば稼ぎやすい!
この記事では、私の失敗談を含めながらWebライターの始め方を解説してきました。
Webライターは始め方を間違えてしまうと、経済的に苦しむ可能性のある職業です。
なぜなら、初めは低単価の案件しか受注できなかったり、歩合制に苦しんだりするからです。
私は、ステップから踏み外したルートで進めてしまったため、1年ちかく低収入に苦しめられました。
- 減っていく貯金の恐怖
- 不安そうな妻の顔
- 睡眠時間を削っての労働
- 食費節約生活
「あのとき、こうしていればよかったな」と、失敗談があったからこそわかる効率のよい始め方を解説しています。
失敗せずに低リスクでWebライターを始めたい人は、もう一度9ステップを確認して遠回りしないルートでWebライターになってくださいね。