- Webライターのポートフォリオってどうやって作ればいいの?
- ポートフォリオに何を書けばいいのかわからない……
- 採用率が上がるポートフォリオはどう書けばいい?
- ポートフォリオに書く際の注意点を教えて!
当記事は上記の悩みを解決させます。
文字単価0.6円からWebライターを始め、わずか半年で3.8円までアップさせたプロWebライターの僕が、採用率をアップさせるポートフォリオの書き方を解説します。
案件の受注率が上がり、Webライターのスキルもバンバン向上しますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
Webライターのポートフォリオとは?例えるなら自分の説明書!
ポートフォリオは「あなたという人物がどのような人なのか、クライアントに伝えるための作品集」です。
つまり、とても重要なものだということがお分かりいただけたかと思います。
では、ポートフォリオはWebライターにとってどのくらい重要なのでしょうか?
ポートフォリオの重要性について
Webライターにとってもポートフォリオはとても重要です。
なぜなら、クライアントはあなたという人物をポートフォリオから判断するからです。
つまり、あなたをクライアントに売り込むための武器となるものです。
採用されるかどうかを判断される可能性が高いため、ポートフォリオはしっかり作りこまなければなりません。
Webライターは新規案件に応募する際、必ずと言ってもいいほどポートフォリオの提出を求められます。
Webライターの登竜門というやつですね。
では次に、ポートフォリオが活躍する場面を具体的に解説します。
ポートフォリオが活躍する場面
Webライターにとって、ポートフォリオはさまざまな場面で必要になります。なにも初心者のときだけではありません。
たとえば次のとおりです。
- クラウドソーシングに応募するとき
- オウンドメディアに直営業するとき
- SNSからスカウトしてもらえるチャンス
- ブログのプロフィール用に
このように、Webライターを続けるかぎりずっと必要となる場面はあるのです。
次は、それぞれ場面ごとに掘り下げて解説しますね。
クラウドソーシングに応募するとき
初心者Webライターがもっとも活用することになる「クラウドソーシング」。多くのWebライターが登録しています。
ポートフォリオは、ここからWebライター案件を応募するときに必要になります。
クラウドソーシングの代表例
- クラウドワークス(CW):業界No1の案件の多さ。ほとんどのライターが登録している
- ランサーズ:CWに次ぐ案件の多さ。CWとランサーズを登録しておけば間違いなし!
- Webライティングに特化したクラウドソーシング
クラウドソーシングを利用するライターは大勢いるため、競争率が激しい傾向にあります。
この競争率を勝ち抜くためには、あなたの強みと実績がしっかり書かれたポートフォリオが必須となります。
オウンドメディアに直営業するとき
ある程度Webライターの実績がついてくると、クラウドソーシングを卒業し直接クライアントが運営するメディア(オウンドメディア)に営業する人も少なくありません。
なぜなら、売上の20%ほどを仲介料(手数料)として、クラウドソーシングに取られてしまうからです。
そのため、仲介料がかからない直契約を多くのライターは狙います。当然、ボクもほとんどのクライアントと直契約をしていますよ。
直営業で応募する際、あなたという人物を知ってもらうにはポートフォリオが必要不可欠です。
SNSからスカウトしてもらえるチャンス
ポートフォリオが作りこまれていれば、TwitterやインスタグラムなどのSNSでスカウトしてもらえるチャンスがあります。
あなたがWebライターという属人性でSNSのアカウントを解説していれば、発注者の目にとまりやすくなるからですね。
つまり、
ポイント
SNSのプロフィール欄に載せておくことで、あなたのポートフォリオを見た発注者にスカウトされやすくなるのです。
当然、スカウトされた案件は、自ら応募する案件より採用率は上がるといえるでしょう。
ブログのプロフィール用に
あなたが運営するブログのプロフィールとしても活躍します。
理由は、運営するブログと同ジャンルのメディアから、Webライターのお誘いがかかることがあるからです。
具体例は下記表のとおりです。
ブログジャンル | 関連メディア | 種類 |
金融系 | 金融・投資メディア | FX、仮想通貨、クレジットカード、銀行など |
不動産系 | 住宅・不動産メディア | 住宅ローン、物件紹介、エリア紹介など |
医療系 | 美容・医療メディア | 整形、脱毛、AGA、ダイエット、美容系など |
子育て系 | 育児、習い事メディア | 育児、英会話、通信教育など |
このように、ある特定のジャンルに特化したブログを持つと、Webライターとしての可能性も十分に開けるのです。
Webライターのポートフォリオは3パターン!一番おすすめも紹介
ここまでの説明で、Webライターのポートフォリオの重要性は理解できたかと思います。
ではさっそくポートフォリオを作っていきましょう!
といいたいところですが、その前にポートフォリオには大きく分けて3つの方法があると覚えておきましょう。
それぞれの特徴を解説しつつ、もっともポートフォリオとしておすすめなものも紹介します。
次で詳しく解説しますね。
Microsoft Wordに作成する
一番初歩的な方法です。
PCを所持している方なら、大抵の場合Wordを利用できる環境にあるでしょう。また、Wordを利用できない発注者もまずないため、利便性のよいツールといえます。
先方がポートフォリオの提出をWordで指定してきた場合、または添付として求めてきた場合などはWordを利用して作成するとよいでしょう。
Googleドキュメントに作成する
どちらかというと、中級編です。
Googleドキュメントは、Googleアカウントのクラウド上で利用できる点がメリットです。
ドキュメントのため、テキストやWordなどに変換できる特徴もあります。
ただし、利用するには前提でGoogleアカウントを発行する必要があります。
作成したドキュメントを共有設定すれば、クライアントとURLで共有できるため非常に便利です。
ポートフォリオで使用しないにしても、アカウントを発行しておくメリットは多いでしょう。
自分のブログに作成する
ポートフォリオ作成にもっともおすすめする方法がブログです。
ライターで執筆するメディアでもブログのライティング力は活かせるため、開設するメリットは大いにあります。
具体的なメリットは次で詳しく解説します。
ブログは開設費と手間がかかってデメリットなのでは?
気持ちはわかります。
しかし、初心者Webライターこそブログのポートフォリオが必要になるんです。
なぜなら、
書けるライター実績がない分、ブログ記事を実績として掲載できるからです。
ブログはWebライターにとってメリットがたくさん!
ブログ開設費がかかったり設定が手間だったりするのがデメリットですが、メリットの方がたくさんあります。
とくにWebライターにメリットとなるのは次の4つです。
ブログのメリット4つ
- ブログの記事を実績にできる
- ブログでも収益化できる
- Webライターと同ジャンルにすれば知見がつく
- 同ジャンルの案件で採用されやすくなる
Webライターの採用率が上がり、収益もアップします。
ブログの開設をぜひ、検討してみてください。
【採用率UP】Webライターのポートフォリオ作成方法|ブログの場合
ここでは、ポートフォリオの作成方法を解説します。
Webライターともっとも相性のよい、ブログを利用しての方法を解説します。
1.WordPressを開設する
個人ブログを書くためのツールとなる「WordPress(無料)」を開設します。
WordPressを開設するには、次の3つも併せて必要になります。
- サーバー契約(有料)
- ドメイン取得(有料)
- デザインのテーマ取得(無料or有料)
合計して年間1万円弱で利用できます。※有料テーマを利用すると初年度のみプラス1万円前後かかります。
無料ブログでもOK?
できれば無料ブログはやめた方がよいです。
なぜなら、WordPressを利用することでクライアントにWordPressが使えるアピールになるからです。
よいポートフォリオを作り、高単価案件に採用されればブログ開設費なんてすぐに回収できちゃいますよ。
2.ブログのジャンルとタイトルを決める(コンセプト)
ブログの初期設定が完了したら、次はブログジャンルとタイトルを決めましょう。ブログのコンセプトにもなるため、じっくり考えましょう。
おすすめのジャンル
- 転職
- 金融・投資
- 住宅・不動産
- 恋愛・婚活
- ブログ関連
- 教育系
- 美容・医療系
上記がおすすめの理由は、
需要が高く稼ぎやすいジャンルだからです。
自身のブログでも同ジャンルを扱えば、Webライターとして採用される確率が大幅に上がりますよ。
3.まずは1記事書いてみる
ポートフォリオに記載できる実績として、まずは1記事書いてみましょう。
ジャンルはもちろん開設したブログに関連するものです。
当然、応募するWebライターのジャンルも同じになるはずなので、執筆した記事をポートフォリオに載せましょう。
4.ポートフォリオ用の1記事を書く
1記事書き終わったら、実際にポートフォリオを書いてみましょう。
ポートフォリオを書くといっても、書きたいことを好きに書きまくってはダメですよ。
詳しくは次で解説します。
ポートフォリオに掲載すべき内容
では、ポートフォリオに記載すべき内容を具体的に解説します。
ポートフォリオに記載する項目
- 自己紹介・経歴
- Webライターの実績
- 執筆可能なジャンル
- 自分を採用するメリット
- 自分の強み
- 稼働時間
- 連絡可能時間
- 連絡方法
上記のとおり、少しでもあなたを採用するメリットがわかる内容を記載するようにしましょう。
記事後半にはポートフォリオの書くべき内容の詳しい解説をしています。
4.ブログを2~3記事書く
ポートフォリオを作り終わったら、ブログの記事をどんどん増やしていきましょう。とりあえず2〜3記事増やすのが理想です。
と思われそうですが、それはまったくの間違いです。
なぜなら、ポートフォリオは常に書き換えていくものだから。
実績が増えれば、どんどん書き足して充実させていくものがポートフォリオです。
なので、2~3記事追加した実績をポートフォリオに書き足せるのです。実績が多いほど相手の判断材料が増え、採用されやすくなりますよ。
採用率UP!?Webライターがポートフォリオに書くべきこと
それでは、具体的にポートフォリオに書くべき内容を解説します。
先ほど記載した「書くべき内容」を掘り下げての解説です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
自己紹介・経歴
自己紹介とあなたの経歴の掲載は必須です。自身の経歴を記載しない履歴書なんて存在しませんよね。
ポートフォリオも同じ。まずはあなたを相手に知ってもらうため、自己紹介と経歴はしっかりと記載しましょう。
具体的な内容
- 氏名
- 生年月日・年齢
- 過去の職歴
- ライティングに関連する経験
- Webライターへの熱意
最低でも上記項目は含めましょう。
ただし、長ったらしい文章はNGです。相手も大勢のポートフォリオに目を通すでしょう。
要点がスッキリまとまった、短くて簡潔な文が好印象です。
Webライターの実績(過去に執筆した記事の掲載)
過去に書いた記事で、掲載許可をいただいている記事があればURL付きで紹介しましょう。
それに、最初に応募する案件は、1円未満の文字単価案件となるケースがほとんどです。1円未満の案件は初心者を想定した募集傾向があるため、1記事だけでも重要な実績となります。
ここで、執筆経験がない人と差をつけましょう。
その後ブログ記事が増えてきたら、執筆実績としてポートフォリオに追加していきましょう。
執筆可能なジャンル(得意ジャンル)
執筆可能なジャンルを記載しましょう。ブログで書いたジャンルは記載必須ですよ。
そのほか、執筆経験はないけど趣味の詳しいジャンルや、本職として携わったことのあるジャンルなどはアピールできるため必ず記載しましょう。
クライアントは、複数ジャンルの総合メディアを運営している場合も珍しくありません。
とにかく、有利となりそうな情報は惜しみなくどんどん書き込みましょう。
自分の強み
自分の強みを書くことは発注者にはプラスの判断材料となります。
たとえば、
- 返信は1時間以内にできる
- リサーチすることが好き
- 絶対にやり遂げる意気込みは誰にも負けない
- 未経験でも吸収力が早い
など。
発注者に「初心者というハンデを上回るほどの魅力がある」と思わせることが大切です。
とくに、返信スピードは重要な選考ポイントとなります。なぜなら、発注者は忙しいから!
ポイント
実際に、数多くの発注経験があるインフルエンサー達も声を揃えて「返信の早い人を採用する」と述べています。
タイムイズマネーの世界で、返信が早い人と遅い人どちらが良いかなんて考えなくてもわかることでしょう。
クライアントのメディアで自分ができること
クライアント(発注者)のメディアで、あなたができることを伝えましょう。
具体例
【美容メディアの場合】
「自身も整形経験があるため、読者目線の記事が書けます。」
【通信メディアの場合】
「大手企業で〇〇年、Wi-Fiの販売・設置の経験があるため、数多くの機器の紹介ができます。」
【金融メディアの場合】
「クレジットカード会社に〇〇年勤めていたため、専門性の高い記事が書けます。」
「FP2級を取得しているため、保険のことなら任せてください。」
など、先方にとって魅力的な提案をすることができます。
「この人にお願いしたい」と思われるような提案がポイントです。
自分を採用するメリット
自分ができることと少し重なる部分ですが、あなたを採用するメリットがクライアントに明確になるとさらに良いでしょう。
たとえば、「1週間に3記事納品できます」とか「修正依頼の対応は即日で可能です」などです。
「あっ、この人1週間でこんなに執筆してくれるんだ」と発注者もメリットを感じるはずです。
稼働時間
1日の稼働時間と1週間の稼働時間、または週に対応可能な記事数などを明確に記載しましょう。
副業でスキマ時間に執筆する方が大勢いるWebライター業界で、稼働時間を採用基準にしているクライアントも珍しくありません。
当然、発注者も早く記事を公開したいでしょうから、副業で1日2時間しか書けない人より本業で1日8時間書ける人を採用したいでしょう。
たとえ副業であっても「土日は8時間執筆できます」など、稼働時間が短いと思われないアピールをしましょう。
連絡手段・連絡可能な時間
連絡手段や連絡可能な時間を記載することは重要です。
なぜなら、あなたの本業が会社員だった場合、クライアントは日中に連絡しても良いのかなど気にするからです。
連絡可能な時間帯を明確にしておけば、クライアントも安心して連絡することができます。
ポイント
「平日は〇〇時~○○時は返信できません。」や「土日はどの時間帯も連絡がとれます」など曜日ごとに詳しく記載すると親切です。
連絡手段はメール、Chatwork、Zoomなど可能なツールを記載しましょう。近年ではChatworkを連絡手段としているクライアントが多い傾向にあります。
Chatworkは制限はありますが、無料でも利用できるためChatwork IDだけでも作成しておくことをおすすめします。
書類で落選!Webライターがポートフォリオで書いてはいけないこと
ここでは、Webライターがポートフォリオに書いてはいけないことをお伝えします。
本人はそんなつもりで書いていなくても、発注者にはマイナスとして受け取られることはよくあることです。
落選確率を自ら上げることがないよう、しっかり確認しておくとよいでしょう。
①ライティングを勉強しながら成長していきたい
よく提案文に、
「私はWebライター歴が少ないため、貴社のメディアでランティングの勉強をしながら成長していきたいです」
こんなことを書く人がいます。一見すると前向きな姿勢に感じますよね。
しかし、発注者にとっては大きなマイナス点になります。
なぜなら、発注者は勉強する意欲のある人を採用したいわけではないからです。
お金を払って依頼しているのですから、クオリティーの高い記事を書いてくれるWebライターを探しています。
お金を払って勉強させてあげる人なんていませんよね。
なので「勉強しながら成長したい」なんて書いた時点で、落選確定となるため絶対に書かないようにしましょう。
むしろ、少しくらい盛ってでも自身を過大評価して書くほうがよっぽと可能性は高いですよ。
②よいFBがもらえると思ったから
大手メディアや有名メディアに応募する際、
「貴社で執筆できれば良いフィードバックが受けられると思い応募しました。」、「FBをいただきつつ優秀なWebライターを目指します」
完全に落選パターンです。
①同様に、クライアントはWebライターの育成事業をしているわけではありません。
できれば、FBなんてする必要ないライターを求めています。クライアントにマイナスになることは書かないようにしましょう。
③ライティングの自信はないがやる気はあります
「ライティング経験が少ないため、執筆に自信はありませんがやる気は人一倍あります」
意味がわかりません。
やる気だけでこなせるほどWebライターの仕事は甘くはないです。
スポーツで「ゴールを決める自信がないけどレギュラーにしてください」と言われてレギュラーにする監督はいるでしょうか。
自信がない時点で落選確定となります。
Webライターがポートフォリオを作る際に注意すべきこと!
ここでは、Webライターがポートフォリオ作成時に注意すべき点を解説します。
- 個人情報はなるべく記載しない
- 本番の記事を執筆している気持ちで書く
- 既存クライアントから記事掲載の許可をもらう
- 分かりやすくまとまった文章を心掛ける
次はそれぞれ詳しく解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
注意点①|個人情報はなるべく記載しないようにする
ポートフォリオを見るクライアントはまだ契約前の段階です。そのため、契約するかもわからない相手に住所や連絡先などまで記載する必要はありません。
大丈夫かとは思いますが、万が一を考えて情報の漏えい防止に個人情報は控えましょう。
住まいを記載する場合は〇〇県まで。そのほかは、名前と年齢程度にしておきましょう。
注意点②|本番の記事を執筆している気持ちで書く
Webライターは、ポートフォリオ自体もライティング力として判断材料にされる可能性があります。
「実際に執筆しているわけではないから」と軽い気持ちで書かず、本番の記事を執筆しているつもりで書きましょう。
クライアントが”なにを判断材料にしているのか”がわからない以上、いかなるものにも手を抜くべきではありません。
とくに、注意すべき点は以下2つ。
- 誤字脱字
- 言い回し
詳しくは次で解説します。
誤字脱字に気を付ける
誤字脱字は質のよい記事の基本中の基本です。
どんなに内容が素晴らしくても、誤字脱字があるだけで記事の品質は下がってしまうもの。
まして初心者Webライターにおいては、まだ質のよい記事は書けないでしょうから、誤字脱字くらいはミスのないように注意する必要があります。
ポートフォリオの完成後、しっかりチェックするようにしましょう。
句読点の位置や言い回しに気を付ける
文中の句読点の位置や言い回しには注意を払うべきです。
言い回しとは「二重表現」や「口語表現」などがあげられます。
二重表現の例は次のとおりです。
二重表現の例
- ✖ 前述でも述べたとおり → 〇 前述したとおり
- ✖ 受注を受ける → 〇 注文を受ける
- ✖ あとで後悔する → 〇 後悔するorあとで悔やむ
などです。
また「口語表現」にも気をつけましょう。口語表現とは「話し言葉」ともいわれ、会話の際に使われる言葉です。
口語表現の例
- 口語表現:~なので → 文語:~なため
- 口語表現:やっぱり → 文語:やはり
- 口語表現:ですから/だから → 文語:そのため/したがって
などです。
ポートフォリオで文章力をチェックされているくらいの気持ちで書くとよいでしょう。
注意点③|記事を掲載する場合は、そのメディアの許可をもらう
もし既に執筆したメディアがある場合、過去の実績として記載することができます。
しかし、ポートフォリオや実績の公開を許可してもらっていることが大前提です。納品した記事は、クライアントの所有物となるため、たとえ自身で書いた記事であろうが勝手に公開はできません。
ポートフォリオに載せたい場合は、クライアントに掲載する許可を得てからにしましょう。
注意点④|分かりやすくまとまった文章を心掛ける
ポートフォリオは相手にわかりやすく書くことが基本です。わかりにくい文章は1秒で読む気がなくなるものです。
わかりやすい記事とは、結論ファーストで書かれた記事です。
まずは何を伝えたいのかを明確にし、結論から伝える文章にしましょう。
たとえば、
例文
①「私は、これまで不動産関係の仕事に就いていました。そのため、不動産の知識は人一倍あると自負しています。そのため、不動産関連の記事を書きたいです」
②「私は、不動産関連の記事を書きたいです。理由は、これまで不動産関連の仕事に就いていたためです。不動産の知識は人一倍あると自負しています。」
①と②では、②のほうがわかりやすいと感じませんでしたか?
Webライターの世界では結論ファーストが基本!
Webライターの世界では、結論ファーストが基本の書き方です。
なぜなら、読者は早く結論を知りたいからです。ポートフォリオもクライアントに早く結論を伝えるため、結論ファーストで書きましょう。
ポイントは2つ。
相手が興味をひく内容をなるべく序盤に書き、なおかつ結論ファーストで書きましょう。※ただし、構成が不自然にならないように注意しましょう。
Webライターのポートフォリオ作成に関してよくある質問集
ここでは、Webライターがポートフォリオを作成する際のよくある質問に回答します。
多くの方が気になる質問のため、事前にきちんと解決しておくとよいでしょう。
ポートフォリオはブログ以外でも大丈夫ですか?
ブログ以外の媒体に記載しても問題ありません。
ですが、できればWordPressのブログでの作成をおすすめします。ブログで作成するメリットが大きい点が理由です。
- 見栄えがよい
- ライバルと差をつけられる
- 相手に読んでもらいやすい
- WordPressの腕前をアピールできる
などがあげられます。
クラウドソーシングで発注しているクライアントは、多数の提案分を読むことは珍しくありません。そのため、Wordやドキュメントなどに書いた記事を添付しても、開くことさえしてもらえない可能性もあります。
ブログならURLを貼っておけば、クライアントはクリックひとつで読むことができます。やはり、WebライターならWordPressに作成が一番よいでしょう。
ポートフォリオは随時修正が必要ですか?
必要です。
理由は、情報が古いとあなたのイメージが悪くなるためです。
「この人はあまりメンテナンスしない人なのかな?」と疑問視されてしまうかもしれません。
また
「本当に現在もこの環境で仕事ができるのだろうか?」と不安にさせる可能性もあります。
時間が経つと自身の実績も増えるでしょうから、随時メンテナンスは必要といえるでしょう。
ポートフォリオしかないブログでもOKですか?
OKです。
掲載はポートフォリオのURLのみ貼るため問題ありません。それに、ブログでポートフォリオを作成したこと自体を先方は評価してくれます。
自信をもって掲載しましょう。
上位表示できていないブログは実績に書かない方がよいでしょうか?
上位表示できていないブログでもポートフォリオに書きましょう。
なぜなら、そのブログがしっかりまとまっているブログなら評価してもらえるからです。そもそも、ブログは質のよいコンテンツを書いても、上位表示されるまで時間がかかります。
つまり、上位表示うんぬんではなく、質のよい記事を書いたブログの掲載が重要です。
【まとめ】Webライターのポートフォリオはブログへ!ライバルと差をつけよう
まとめです。
Webライターはブログでポートフォリオを作成しましょう。
理由は、ブログで作成作成されたポートフォリオはもっとも発注者に評価されやすく、採用率もアップするためです。
根拠は次のとおり。
- ブログの記事を実績にできる
- ブログでも収益化できる
- Webライターと同ジャンルにすれば知見がつく
- 同ジャンルの案件で採用されやすくなる
ブログを立ち上げるには、1万円前後の開設費がかかります。しかし、採用率が上がれば開設費なんてすぐに回収できますよ。
また、ポートフォリオの書き方は、クライアントにあなたを採用するメリットが伝わるように書きましょう。
ポイントは、結論ファーストで書くことです。
ポートフォリオの目的は、とにかく採用してもらえるよう自身をアピールするためのものです。あなたの魅力が存分につまった内容にしましょう。
ポートフォリオを充実させて、受注をたくさんもらえるバリバリのWebライターになってくださいね。
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