「今日も満員電車に乗って出勤かぁ。でも行かなきゃ……」
「うわっ、また遅延してる。電車もぎゅうぎゅう詰めだろうな」
毎日、規則正しく出勤している人なら誰もが一度は思ったことがあるでしょう。
休み明けの日なんて考えただけでも憂鬱になりますよね。
理由は後ほど触れますが、満員電車が嫌な理由は日本人ならではの性格や性質が余計にそう感じさせているのでしょう。
「満員電車に乗らない生活ができたらどんなに良いことか……」
憧れますよね?
結論、満員電車に乗らない方法は複数あります。
この記事では、満員電車に乗りたくない理由と満員電車を回避する方法をそれぞれ5つ紹介します。
満員電車が憂鬱な人や回避したい人はぜひチェックしてみてください。
満員電車に乗りたくない理由!5つのストレス被害にあっているから!
満員電車に乗りたくない理由は人それぞれですが、多くの人がストレスと感じやすい5つの原因を紹介します。
なかには、日本人特有の性格がストレス度を上げているものもあります。
それぞれ掘り下げて解説します。
私の体験談も載せているので、ぜひ見てください。
人口密度のストレス
満員電車の人口密度にストレスを感じる人は大勢いるでしょう。日本人の性格上、より顕著に感じてしまうのではないでしょうか。
日本人は他人とのスキンシップを得意としない傾向があるので、目を合わせられないくらい他人行儀です。
私も満員電車に揺られていた時期は、隣の人に触れないように必死で身体を縮めて丸くしていました。
その姿勢がまた辛くて、長い時間維持していると降車したとき腰が砕けそうな痛みを味わうこともしばしば。
また、密集した車内では次のようなリスクや嫌悪感も起こり得ます。
密集しているから感染症にもかかりやすい
満員電車内は人が密集しているため、さまざまな感染症にかかりやすいリスクだらけ。
- コロナ
- インフルエンザ
- 風邪
- はしか
etc……
あらゆる感染症の危機と隣り合わせです。
コロナウイルスのマスク制限が解除されたことにより、今では車内でもマスクをしていない人の姿が目立ちます。
咳やくしゃみはマスクなしの状態では2~3mほど飛ぶそうなので、飛沫感染には注意したいところです。
マスクをせずに咳、くしゃみをするとウィルスが2m~3m飛ぶと言われています。 そのことで、2~3m以内にいる方が感染を受ける可能性があるということです。
体臭や口臭など不快な臭いを感じやすい
人が密集すれば顔と顔の距離が近いので、体臭や口臭の臭いを感じやすい状況です。
他人の体臭や口臭は本当にキツイですよね。
私も何度オジサンたちの口臭に気分を害されたことか……。
年配の人ほどエチケットに欠ける人も多く、真横で堂々とあくびをする人をよく見かけました。
通勤ラッシュ時の満員電車は、こんなことを我慢するのも日常的です。
劣悪な車内環境によるストレス
ピーク時の満員電車は車内環境も劣悪です。つり革や手すりにつかまれないのは珍しいことではありません。
激しい揺れや急停車などでバランスを崩すことだってあるでしょう。周りの人たちの体重に押しつぶされそうになった人もいるかもしれません。
このように、掴まることさえできない状態では、常に危険ととなり合わせの不安感を持っていないといけません。
その緊張感がストレスとなるでしょう。
対人トラブルによるストレス
満員電車では対人トラブルに対するストレスも考えられます。
人で混み合う車内状況では、乗客同士のケンカが跡を絶ちません。
ケンカの原因はあげたらキリがありませんが、
- カバンが邪魔
- 肩がぶつかった
- 音漏れがうるさい
- 押してきた
などがありがちな原因でしょう。マナーの悪い乗客による不快感は相当なものです。
こういった日常的に起こる対人トラブルも溜まっていくと大きなストレスとなります。
ダイヤ乱れによるストレス
朝と帰りのラッシュ時に起こりやすいダイア乱れもストレスのひとつ。
時間に細かい日本人は遅刻にもシビアです。
たとえ電車の遅延であっても、出社時刻に遅れることに罪悪感を感じる人は多いでしょう。
電車遅延の主な原因は以下が考えられます。
- 満員電車による乗降のもたつき
- 乗客同士のトラブル
- 人身事故
多くは満員電車や乗車率過多によるものです。
私の経験上、都内で1週間すべての日で遅延が起きたことがあります。
ダイヤ乱れによるストレスは、満員電車が緩和しない限り軽減するのは難しいでしょう。
犯罪行為へのストレス
満員電車の犯罪で代表的なものに「痴漢」や「盗撮」があげられます。
これらの犯罪が多く発生する時間帯は、ラッシュ時間の朝7時~9時が多い傾向です。
痴漢、盗撮などの迷惑防止条例の被害は、時間帯では午前7時から午前9時までの通勤通学時間帯に、場所では駅構内や電車内において多く発生する傾向があります。
痴漢行為にも細心の注意を払わなければならない女性は、より満員電車へのストレスは大きいことでしょう。
満員電車でよくある不快な行為10選!これがあるから乗りたくない……。
ここからは、満員電車でよくある不快な行為を10選紹介します。
どれも、満員電車に乗りたくないと感じてしまうことばかりです。
すべての乗客が快適に乗車できるようになるには、一人ひとりがこれらに対して意識していかなければなりません。
1.堂々とあくび
満員のすし詰め状態での「あくび」は非常に迷惑な行為といえるでしょう。
距離感が近いため、口臭をもろに嗅いでしまった経験はあるのではないでしょうか。
正直、他人の口臭ほど不快なものはありませんよね。
最低限のマナーとして、手で口をふさぐなどの配慮はしてほしいものです。
2.座席の座り方
座席の座り方も満員電車では考えてほしいマナーです。
以下のような他人に配慮していない座り方の人を見たことはありませんか。
- 詰めて座らない
- 足を広げて座る
- 足を組む
- 足を遠くに放りだす
満員電車に乗ると、必ずと言っていいほど上記のような行為を目にします。
仕事で疲れているのはわかりますが、それは皆おなじなので誰もが気持ちよく乗れるような気遣いは大切です。
3.傘の先があたる
雨の日の満員電車は、傘に関するトラブルが目立ちます。
車内を見回すと、腕に傘をかけて本やスマホを見ている人たちを目にしませんか?
本人はよいでしょうが、周りの人からしてみたら大迷惑。傘の先が当たってますよ!
塗れた傘の先が人に当たると、その人の服を濡らすだけでなく汚してしまうかもしれません。
私も傘の先でつつかれてズボンを汚された経験がありますが、もしも子どもだったら目の高さになるので非常に危ないです。
満員電車で傘を持つ際は、傘をバンドでしっかりとめて体の前で持つようにしましょう。
4.リュックを背負ったまま抱えない
リュックを背負ったまま乗車するのは、満員電車ではマナー違反です。
満員電車では前に抱えるか、網棚の上に置くのがマナーというもの。
背負ったリュックは一人分のスペースを奪いかねません。
背負ったリュックが、隣の人にぶつかったり圧迫したりといったケンカをよく目にしました。
乗客みんなが気持ちよく乗るには、リュックやカバンのような細かい部分にも気配りが大事です。
5.大音量による音漏れ
他人のイヤホンやヘッドホンから漏れる大音量の音も、満員電車の中ではストレスに感じる原因です。
とくに朝の通勤時なんて、頭がボーっとしていることもあるので最悪ですよね……
本人はよいかもしれませんが、静かに寝たい人はたまったもんじゃありません。
音量を小さくしているつもりでも、静まりかえった車内では意外と漏れています。
せめて電車内だけでも、いつもより気持ち音量を下げましょう。
6.ドアの両サイドに寄りかかって立つ
ドアの両サイドに寄りかかりながら立っている人を必ずといっていいほど目にします。
座席の端の側板を背もたれにして、深く寄りかかっている人!あれ端に座っている人にとって結構邪魔なんです。
深くもたれた際、ロングヘアの人なら髪が座っている人にかかります。また、深くもたれた肩が頭にあたることも……。
寄りかかるなとは言いませんが、せめて周囲への配慮は忘れないようにしてください。
7.発車直前の押し込み乗車
ドアが閉まる直前にムリやり押し込みながら乗車する行為は迷惑です。
すでにギュウギュウ詰めなのに背中で押しながら入ってくる。しかも発車直前に……
私の経験では、満員ながらもなんとか立ち位置をキープできていたのに、発車寸前で押し込みされ不安定な姿勢で乗車することになったことがあります。
当然、電車の揺れに耐えきれず、周りの人にぶつかったり足を踏んでしまったりと、迷惑かけまくり。。。
それに加え、閉まりかけのドアにムリやり乗車すると電車遅延の原因になり兼ねません。
周囲の人に迷惑をかけるだけでなく、本人だって遅延の犠牲になるのですから絶対にやめましょう。
8.座席での飲酒
帰宅ラッシュ時でも座席に座ってお酒を飲んでいる人を稀に見かけます。
アルコールの臭いがプンプン車内に充満して、お酒が苦手な人には不快となるはずです。
電車の揺れで、もしもお酒がこぼれてしまったら隣の人にかかってしまう可能性もあります。
やはり、隣の人が突然缶ビールやカップ酒を飲み始めたら嫌と感じる人の方が多いでしょう。」
私も座って気持ちよくウトウトしていたら、隣から突然「プシュ(缶ビールを空ける音)」と音が鳴りアルコール臭で気持ちよく寝られなくなった経験があります。
仕事が終わってお酒を飲みたい気持ちはわかりますが、家までほんの少しだけ我慢しましょう。
9.足を踏まれる
満員電車は時として足の踏み場を失うほど超満員となるケースがあります。
人身事故や信号機トラブルなどが主な原因で、停車駅にしばらく停まっているため次々に乗客が乗り込むことで起こりえる状況です。
そんな時に起こるのが、足を踏まれるトラブル。
踏む人も悪気があるわけではないと思いますが、やはり踏まれてよい気持ちになる人はいません。
私もうっかり隣の人の足を踏んでしまったことがあり、すぐに「すみません」と謝ったのですが、わざと足を踏み返されたのです。
とても嫌な思いをしたので、本当に満員電車には二度と乗りたくないと思いました。
10.乗客同士の口論
毎日、満員電車に乗っている人なら一度はみたことがあるのが乗客同士の口論。
私は15年以上、毎朝の満員電車を経験してきたので、それはもう数えきれないほどのケンカを見てきました。
もちろん、私も若かりし頃は口論した側になったこともあります。
ただでさえ、朝の頭が働かない時間で静かに乗りたいところなのに、客同士の小競り合いなんて耳にしたら不快そのものですよね。
原因をたどれば、すべては満員電車によるストレスから起こるトラブルです。
もう少し、満員電車が緩和できれば乗客同士のトラブルも少なくなるかもしれませんね。
満員電車を回避する方法4選!乗りたくないならチェックする価値あり
ここからは、満員電車を回避する方法を4つ紹介します。
ここまで解説した”満員電車に乗りたくない”気持ちが強いなら、チェックする価値はじゅうぶんあります。
自分が取り入れられそうな対策があれば、積極的に始めてみましょう。
満員電車の時間帯を避けて出勤する
1番手っ取り早く満員電車を避けるには、満員電車になる通勤ラッシュの時間帯を避けることです。
一般的に、以下の時間帯が通勤ラッシュと呼ばれます。
通勤ラッシュの時間帯とは
朝:7時30分~9時00分まで
夜:18時00分~19時00分まで
上記の時間帯は、都心部にもなると乗車率150%以上となることも珍しくありません。
この時間帯を避けられれば、満員電車によるストレスが減るでしょう。
もちろん、すべての人がこの時間帯を避けることは不可能ですが、会社によってはフレックスタイム制や時差出勤などが認められているところもあります。
利用できる制度は活用するなどして、少しでもストレスを軽減できる工夫が大事です。
電車が混まないor通勤時間が短縮できる場所に引っ越す
電車が混まない場所や通勤時間が短縮できる場所に引っ越すのも有効策です。
たとえば、朝の電車は下り電車で帰宅時は上り電車に乗れる地区に引っ越せば、満員電車と逆になるので空いている電車に乗れます。
また、会社と近い場所に引っ越せば電車に乗っている時間が短縮されるので、少しだけ満員電車に耐えるだけですみますよね。
満員電車の緩和は見込めないけど本当に乗りたくないと思うなら、自分から避けられる手段をとることも大事です。
車やバイクで通勤する
車やバイク通勤が認められているなら、あえて電車の利用を避けることも可能です。
場所によっては、バイクの方が早くて楽なこともあるでしょう。
大学時代の話ですが、私の場合朝のラッシュ時間をバイク通勤にすることで誰にも会うことなく一人爽快にバイクで通えました。
冬だとバイクは寒いので車にするなど、臨機応変に対応するとよいでしょう。
在宅ワークができる仕事へ転職する
リモートワークが可能な会社や、場所にとらわれずに仕事ができるフリーランスへ転職するのも一つの方法です。
なかでも、IT企業はリモートワークを導入率が高い傾向にあります。
しかし、IT関連は専門知識も求められるため、簡単に転職はするのはむずかしいでしょう。
私の場合、フリーランスWebライターへの転身によって満員電車を避けられるようになりました。
時間に縛られない悠々自適な生活を送れるようになりました。
【Webライターのメリット】
・資格や専門知識が不要
・未経験者や40代でも簡単に始められる
・時間の縛りがない
・PC1台あればどんな場所でも仕事ができる
しかし、稼げるまでの道のりは長く決して楽なものではありませんでした。その要因は、いきなり未経験から独立してしまったこと……。
いきなり独立するのではなく、まずは副業から実績を上げていくのがおすすめです。
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満員電車に乗りたくない人必見!在宅やリモートワークのメリットを紹介
「在宅ワーク」や「リモートワーク」が実現できれば以下のメリットがあります。
今のストレスの原因が満員電車によるものならば、在宅やリモートワークによりストレスは軽減されるでしょう。
電車に乗る必要がない
在宅ワークやリモートワークなら、そもそも電車に乗る必要がないので満員電車によるストレスを受けません。
稀に仕事で電車に乗る必要があっても、通勤ラッシュの時間帯を避けて乗ることもできるので、満員電車のようなすし詰め状態になることもないでしょう。
私も在宅ワークになってから1年が経ちますが、1度も満員電車の乗っていません。
今では満員電車の不快感すら忘れるほどになり、悠々自適に生活をしています。
対人トラブルが減る
満員電車で起こりやすい対人トラブルも、在宅やリモートワークなら回避できます。
満員電車に乗りたくないと思う原因は、対人トラブル嫌だからという人は多いでしょう。
私も、ただ車内が混んでいるだけなら我慢できますが、マナー違反や自己中心的な人による不快指数は我慢できません。
在宅ワークをするようになってから、見ず知らずの人との接触がなくなりノンストレスな生活を送れるようになりました。
ウイルス感染のリスク軽減
在宅ワークになって満員電車に乗らなくなれば、ウイルス感染のリスクが軽減されます。
満員電車は密室状態で人口密度MAXのため、ウイルスや細菌による感染率が高くなります。
電車通勤の人は、感染元がわからない病気にかかったこともあるのではないでしょうか。
家族や職場、友人などに感染病の人がいないのに急にかかってしまった場合、満員電車の可能性も考えられるでしょう。
電車遅延の心配がない
在宅ワークやリモートワークなら、満員電車が原因で起こる電車の遅延に心配する必要もなくなります。
朝の電車遅延は、乗客同士のトラブルやスムーズな乗降ができないことよる原因が多い傾向です。
電車遅延は会社員にとっては遅刻の原因ともなるので、不安要因の一つとなるでしょう。
在宅やリモートワークなら、電車遅延による遅刻の心配がないので安心です。
一人で黙々と仕事ができる
在宅やリモートワークは基本的に一人で黙々と仕事をすることが多いので、人付き合いが苦手な人でも仕事がしやすいです。
人付き合いが苦手=人口密度の高い満員電車も苦手な人は多いことでしょう。
私の場合も人付き合いが苦手なので、在宅ワークになって一人での仕事が楽しくてしかたありません。
満員電車に乗りたくないなら在宅やリモートワークの仕事を選ぶのもアリ!
満員電車に乗りたくない原因の多くは、人口密度の多さによる対人トラブルやストレスによるものです。
満員電車を避けることで、対人トラブルやストレスも軽減できるでしょう。
実際、私も満員電車で通勤していた時は対人トラブルやストレスを受けることが多かったのですが、在宅ワークに切り替えてから全くトラブルなくノンストレスになりました。
在宅やリモートワークは、満員電車や人付き合いが苦手な人にとって可能性の大きい働き方です。
私のように、未経験でも始められるWebライターなどへ転身するのも選択肢です。
本当に満員電車に乗りたくないと感じる人や、在宅ワークに興味がある人は一度検討してみてはどうでしょうか。
参考記事